多肉植物 はさし 芽がでたら【絶対成功】させる！次の【重要】ステップと育て方

多肉植物の葉挿し、小さな葉っぱの根元から可愛い芽が出ているのを見つけた瞬間、何とも言えない喜びを感じますよね。この葉挿しは、ぽろっと取れてしまった葉や、剪定した際に出た葉を使って簡単に多肉植物を増やせる人気の方法です。でも、「多肉植物 はさし 芽がでたら」次は何をすればいいの？と、その後の管理に不安を感じる方も少なくないはず。水やりは増やしていい？日当たりの良い場所に移すべき？いつになったら一人前の苗として扱えるの？この記事では、待望の芽が出た後の適切なケア方法を具体的に解説します。大切な赤ちゃん苗を枯らさず、立派な多肉植物に育てるためのステップを一緒に見ていきましょう。

多肉植物 はさし 芽がでたら、まずは観察

小さな変化を見逃さない

多肉植物の葉挿し、毎日棚を覗き込んで「まだかな、まだかな」と首を長くしている人も多いはず。ある日、ついに見つけたんですよ、小さなピンクや緑の粒が、葉っぱの切り口のあたりから顔を出しているのを！これが「多肉植物 はさし 芽がでたら」という、まさに感動の瞬間です。でも、興奮する気持ちを抑えて、まずはじっくり観察するのが最初のステップ。芽が出たばかりの赤ちゃんは、まだ根もほとんど出ていないか、出ていてもとても細くて頼りない状態です。この段階では、無理に触ったり、動かしたりするのは厳禁。そっと見守るのが一番大切なんです。

葉っぱは栄養庫、まだ触らない

芽が出ているのを見ると、早く土に植えてあげたいと思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。芽が出た葉っぱ、つまり「親葉」は、まだ赤ちゃんの多肉植物にとっての大切な栄養源なんです。親葉が持っている水分や養分を使いながら、芽や根は成長していきます。だから、親葉が自然に枯れてポロっと取れるまでは、無理に剥がしたり、土に埋めたりしないでください。芽が出てきた向きや、根が出ているかどうかも観察しておくと、今後の管理の参考になりますよ。葉挿しは、まさに多肉植物の生命力を目の当たりにする面白い実験です。

• 芽が出た場所：葉の切り口に近い部分か
• 芽の色：健康的な緑色か、それとも色が薄いか
• 根の有無：白い細い根が出始めているか
• 親葉の状態：まだしっかりしているか、少しずつ萎れてきたか

多肉植物 はさし 芽が出た後の水やりと置き場所

水やりは「ほんの少し」から

多肉植物の葉挿しで芽が出たばかりの頃は、まだ根がほとんどありません。だから、水をあげすぎると根腐れの原因になってしまいます。「多肉植物 はさし 芽が出た後の水やり」は、とにかく控えめに。親葉が持っている水分で十分育つので、焦って水を与える必要はありません。もし土が完全に乾いてカピカピになっているようなら、霧吹きで表面を軽く湿らせるか、スポイトで芽の近くにほんの数滴垂らす程度で十分です。土全体を湿らせる必要はありません。根がしっかり伸びてくるまでは、この「ちょい足し」くらいの感覚でいきましょう。まるで、生まれたての赤ちゃんにミルクを少量ずつ与えるようなイメージですね。

直射日光は避けて明るい日陰へ

芽が出たばかりの赤ちゃん多肉は、まだ体が小さいので強い日差しに当たるとすぐに葉焼けしてしまいます。「多肉植物 はさし 芽が出た後の置き場所」として最適なのは、明るい日陰や午前中の柔らかな光が当たる場所です。室内のレースカーテン越しや、屋外なら建物の陰になる場所などが良いでしょう。風通しの良い場所を選ぶのも大切です。湿気がこもると病気の原因になることもありますからね。強い日差しは避ける、でも全く光がない場所もダメ。ここがちょっと難しいところですが、植物の様子を見ながら調整してみてください。

私の経験談ですが、以前、芽が出た葉挿しをうっかり真夏のベランダに出しっぱなしにしてしまい、一日でカリカリにしてしまったことがあります。あの時のショックといったら…。皆さんはそんな失敗をしないように、置き場所には十分気をつけてくださいね。

親葉が枯れたら少しずつ水やりを増やす

しばらくすると、芽が大きくなり、親葉がシワシワになって枯れてきます。これが、親葉の役目が終わったサインです。親葉が完全に枯れてポロっと取れたら、新しい根が土に伸び始めている頃。この段階になったら、水やりの回数を少しずつ増やしても大丈夫です。ただし、いきなりジャーっとあげるのではなく、土の表面が乾いたら鉢底から少し水が出る程度に。まだ小さな苗なので、土が常に湿っている必要はありません。乾いてから水やり、という基本は変わりません。親葉が取れたら、いよいよ一人前の苗として育てる準備に入ります。

葉挿しから育った多肉植物の植え替えタイミング

植え替えのサインを見極める

葉挿しから育った多肉植物が、親葉から栄養をもらい、そして自分で根を伸ばし始めたら、いよいよ次のステップ、植え替えを考える時期です。でも、焦る必要はありません。「葉挿しから育った多肉植物の植え替えタイミング」を見極めるのは、赤ちゃんの成長を観察することから始まります。一番わかりやすいサインは、親葉が完全に枯れてポロっと取れた後、赤ちゃん苗の葉がしっかりしてきて、根が鉢底の穴から見え隠れするようになることです。根が鉢の中でぐるぐる巻きになっている（根詰まり）ようなら、もう植え替え時ですよ。

また、赤ちゃん苗が親葉のサイズに対して明らかに大きくなってきた場合も、植え替えを検討しましょう。狭い場所にいつまでも置いておくと、根が十分に張れず、その後の成長が悪くなることがあります。まるで、小さくなった服を着せ続けるようなものですね。

新しいお家（鉢）の準備

植え替えを決めたら、新しいお家、つまり鉢を用意します。葉挿しから育ったばかりの多肉植物はまだ小さいので、いきなり大きな鉢に植える必要はありません。今の苗のサイズより一回りか二回り大きいくらいの鉢が適切です。鉢が大きすぎると、土の量が多くなりすぎて水分が乾きにくく、根腐れの原因になることがあります。

土は、多肉植物用の水はけの良い専用土を使いましょう。自分でブレンドする場合は、赤玉土や鹿沼土などを混ぜて、水はけを良くすることが重要です。鉢底には、軽石や鉢底ネットを敷いて、さらに水はけを良くする工夫も忘れずに。新しい鉢と土の準備ができたら、いよいよ植え替えです。根を傷つけないように優しく扱いましょう。

• 鉢のサイズ：今の苗より一回りか二回り大きいもの
• 土の種類：多肉植物用の水はけの良い土
• 鉢底の工夫：軽石や鉢底ネットを敷く
• 植え替え時期：春か秋の生育期がおすすめ

優しく植え付け、水やりは控えめに

新しい鉢に植え付ける際は、根を傷つけないように、そっと苗を取り出します。もし親葉がまだ付いている場合は、優しく取り除きます。根が絡まっているようなら、軽くほぐしてあげると、新しい土の中で根を伸ばしやすくなります。鉢の中心に苗を置き、周りに土を入れていきます。この時、根と土がしっかり密着するように、棒などで軽く突いてあげると良いでしょう。

植え付けが終わったら、すぐに水やりはしません。植え替えの際にできたかもしれない根の傷を乾かすため、数日間は水やりを控えます。植え替え後、初めての水やりは、土がしっかり乾いたのを確認してから、鉢底から水が出るまでたっぷりと与えます。その後の水やりは、通常の多肉植物と同じように、土が完全に乾いてから行うようにします。この「葉挿しから育った多肉植物の植え替えタイミング」とその後のケアが、健康な株に育つかどうかの分かれ道になりますよ。japanplantcare.comでも、こうした基本的なケア方法を紹介しています。

多肉植物 はさし 芽が出た後の注意点とトラブル対策

徒長させないための光管理

多肉植物の葉挿しから芽が出た後、一番避けたいのが「徒長（とちょう）」です。徒長というのは、光が足りないために茎がひょろひょろと間延びしてしまう現象のこと。「多肉植物 はさし 芽が出た後の注意点」として、光の管理は本当に重要なんです。芽が出たばかりの頃は直射日光は避けるべきですが、かといって暗すぎる場所に置くと、せっかく出た芽が光を求めて必死に伸びてしまい、不格好な姿になってしまいます。

明るい日陰や、午前中の柔らかい光が当たる場所がベスト。窓際ならレースカーテン越しがちょうどいいですね。もし、どうしても徒長気味になってきたら、少しずつ日当たりの良い場所に慣らしていくか、植物育成ライトを使うのも一つの手です。徒長した部分は元に戻らないので、予防が肝心です。

根腐れと葉焼け、二大トラブルを防ぐ

多肉植物の葉挿しで芽が出た後、特に気をつけたいのが根腐れと葉焼けです。これも「多肉植物 はさし 芽が出た後のトラブル対策」として避けて通れません。根腐れは、主に水のやりすぎや水はけの悪い土で起こります。芽が出たばかりの頃は特に根が少ないので、土が常に湿っている状態だとあっという間に根腐れしてしまいます。水やりは土が完全に乾いてから、少量ずつが鉄則です。

一方、葉焼けは強い日差しが原因です。芽が出たばかりのデリケートな葉は、直射日光に当たるとすぐに茶色く変色したり、ジュレてしまったりします。前述の通り、明るい日陰で管理し、急に強い日差しに当てないように注意しましょう。もし葉焼けしてしまっても、その葉は元に戻りませんが、新しい葉が出てくるのを待ちましょう。親葉が枯れて苗がしっかりしてきたら、少しずつ日差しに慣らしていくことができます。

病害虫から赤ちゃん苗を守る

小さくて可愛い赤ちゃん苗ですが、病害虫の被害に遭うこともあります。「多肉植物 はさし 芽が出た後の注意点」として、日頃から苗を観察し、異変がないかチェックすることが大切です。アブラムシやカイガラムシなどがつくことがあります。見つけたら早めにティッシュなどで拭き取るか、ピンセットで取り除きましょう。ひどい場合は、多肉植物にも使える殺虫剤を少量使うことも検討します。

また、カビなどが原因で病気になることもあります。風通しが悪かったり、水やりが多すぎたりすると発生しやすくなります。風通しの良い場所に置き、適切な水やりを心がけることが予防になります。もし病気になってしまったら、その部分を取り除くか、症状がひどい場合は残念ですが諦めることも必要かもしれません。健康な株を育てるためには、早期発見と早期対策が鍵となります。

葉挿しで芽が出たら成功は近い

多肉植物の葉挿しで無事に芽が出たなら、それは大きな一歩です。しかし、そこから一人前の苗に育てるためには、適切な管理が欠かせません。芽が出た直後の過度な水やりは根腐れの原因になりますし、急な直射日光も禁物です。芽の成長をじっくり観察し、根が出てきたら少しずつ水やりの頻度を上げ、葉が小さくなってきたら親葉を取り除く。そして、ある程度の大きさになったら新しい鉢に植え替える。これらのステップを焦らず丁寧に行うことが、葉挿しを成功させる鍵です。japanplantcare.comでも、様々な多肉植物の育て方を紹介しているので、参考にしてみてください。