子供と育てる多肉植物 簡単！初めてでも絶対枯らさない方法

お子さんと一緒に何か新しいことを始めてみたい、緑に触れる機会を作ってあげたい、そう考えていませんか？

多肉植物って何？初めての方向けガイド

多肉植物って、なんだかぷっくりしていて、不思議な形をしていますよね。あれ、実は葉っぱや茎、根っこに水をたっぷり貯め込んでいる植物たちの総称なんです。乾燥した厳しい環境でも生き抜けるように進化した、すごい能力の持ち主なんですよ。

サボテンも多肉植物の仲間ですし、アロエなんかもそう。世界には1万種類以上もの多肉植物があると言われていて、色も形も本当にバラエティ豊か。まるでアート作品みたいで、見ているだけで飽きません。そして何より、彼らは水やりを頻繁にしなくても大丈夫。忙しい人や、つい水やりを忘れてしまう…なんて人でも育てやすいのが、多肉植物の最大の魅力の一つです。初めて植物を育てる、という方にも心強い味方になってくれますよ。

子供と育てる多肉植物 簡単！おすすめの種類

子供と一緒に選びたい！育てやすさ抜群の種類

さて、多肉植物がどんなものか分かったところで、次は「子供と育てる多肉植物 簡単」に楽しめる、具体的にどんな種類を選べばいいのか気になりますよね。

正直、多肉植物の種類は星の数ほどあって、見ているだけでも楽しいんですが、お子さんと一緒に育てるなら、やっぱり丈夫で成長が分かりやすいものが一番。

水やりをちょっと忘れてもへっちゃらだったり、葉っぱを土に置いておくだけで赤ちゃんが出てきたり…そんな驚きや発見がある種類を選ぶのがおすすめです。

子供の「できた！」という成功体験にも繋がりやすいですからね。

初心者さんにも超おすすめ！定番多肉リスト

じゃあ、具体的にどんな種類がいいの？というと、いくつか定番中の定番があります。

たとえば、「セダム」の仲間。

ぷりぷりした葉っぱが可愛らしくて、種類も豊富。

「虹の玉」とか「乙女心」なんて名前も素敵でしょ？

徒長（ひょろっと伸びちゃうこと）しやすいけど、それも成長の証として楽しめます。

あとは「エケベリア」。

バラの花みたいに葉が重なるロゼット型で、見た目が華やか。

「七福神」なんかは、丈夫で子株もよく出るので、増やす楽しみも味わえます。

「ハオルチア」の仲間もいいですね。

透明な窓を持つ種類があって、光にかざすとキラキラしてすごく綺麗！

直射日光が苦手なので、窓辺に置けて管理しやすいですよ。

• セダム（虹の玉、乙女心など）：ぷりぷり葉っぱが可愛い、増えやすい。
• エケベリア（七福神など）：バラのような形、丈夫で子株が出やすい。
• ハオルチア（オブツーサなど）：透明な窓が綺麗、半日陰でOK。
• カランコエ（不死鳥錦など）：葉の縁から赤ちゃんが出てくる、生命力旺盛。

選ぶときのポイントと、ちょっとした裏話

お店で多肉植物を選ぶときは、葉っぱの色艶が良くて、根元がしっかりしているものを選びましょう。

徒長しすぎていたり、葉がしわしわになっていたりするものは、ちょっと弱っているサインかもしれません。

お子さんと一緒に行くなら、「これが好き！」って直感で選ばせてあげるのもいい経験になります。

「このぷにぷにしてるのがいい！」「このキラキラしたのが綺麗！」なんて、子供ならではの視点があって面白いですよ。

以前、近所のホームセンターで子供が選んだ多肉植物が、実はすごく珍しい種類だったことがあって、店員さんに「お！君、良いの見つけるねぇ！」って褒められたことがありました。

そんなサプライズがあるのも、多肉植物選びの楽しいところです。

japanplantcare.comさんのサイトでも、初心者向けの種類が紹介されているので、参考にしてみるのもいいかもしれませんね。

子供と育てる多肉植物 簡単お世話のポイント

さて、いよいよ「子供と育てる多肉植物 簡単お世話のポイント」についてです。多肉植物の最大の魅力は、手がかからないこと。ここ、テストに出ます（笑）。本当に、ちょっと放っておくくらいがちょうどいいんです。子供と一緒に育てるとなると、「毎日水やりしなきゃ！」とか「肥料はいつあげるの？」とか、難しく考えがちですが、多肉植物に関してはむしろ逆。シンプルイズベストなんです。

まず一番大事なのは、光と風通し。多肉植物は太陽の光が大好きです。できるだけ日当たりの良い場所に置いてあげましょう。窓辺なんかが最適ですね。ただし、真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になることもあるので、レースのカーテン越しにするなど、少し調整が必要な場合もあります。そして、風通し。これが意外と重要で、じめじめした環境は苦手です。風が通る場所に置いてあげると、元気に育ってくれますよ。

水やりは、多肉植物のお世話で一番間違えやすいポイントかもしれません。乾燥に強いので、しょっちゅう水をあげる必要はありません。土が完全に乾いてから、鉢底から水が出てくるまでたっぷりとあげます。季節によって水やりの頻度は変わってきますが、基本は「土が乾いたらたっぷり」を覚えておけば大丈夫。子供と一緒に指で土を触って、「あ、乾いてるね！」って確認するのも楽しいですよ。

• 置き場所：日当たりの良い風通しの良い場所
• 水やり：土が完全に乾いてからたっぷり
• 頻度：季節で調整（春・秋はやや多め、夏・冬は控えめ）

じゃあ、具体的にどれくらいの頻度なの？って思いますよね。あくまで目安ですが、春や秋の生育期は1週間に1回程度、夏や冬の休眠期は2〜4週間に1回程度で十分なことが多いです。ただし、これはあくまで目安。鉢の大きさや土の種類、置き場所の環境によって全然変わってきます。だから、「土が乾いているか」をチェックするのが一番確実なんです。子供と一緒に「まだかな？」「あ、カラカラだ！」なんて言いながら観察するのも、学びになりますよ。

土についても少しだけ。多肉植物は水はけの良い土を好みます。市販の「多肉植物用の土」を使うのが一番簡単で間違いありません。自分でブレンドすることもできますが、最初は専用の土を使うのがおすすめです。鉢も、水はけを考えて底に穴が開いているものを選びましょう。素焼き鉢なんかは通気性も良くて多肉植物にはぴったりです。

多肉植物を増やしてみよう

多肉植物を育てる楽しみの一つに、「増やす」ことがあります。これがまた、「子供と育てる多肉植物 簡単」と感じられるポイントなんです。だって、特別な道具や技術がなくても、驚くほど簡単に新しい命が生まれてくるんですから。お子さんにとっては、マジックを見ているような感覚かもしれません。葉っぱ一枚から赤ちゃんが出てきたり、茎をチョンと切って土に挿しておくだけで根っこが生えてきたり。植物の生命力を間近で感じられる、最高の体験になります。

「これ、赤ちゃんできたよ！」「根っこ出てきた！」なんて、子供たちの興奮した声を聞くたびに、こちらも嬉しくなります。さあ、あなたならどの方法で多肉植物を増やしてみますか？

• 葉挿し：葉っぱを土に置くだけ
• 挿し木：茎を切って土に挿す
• 株分け：子株を親株から離す

さあ、多肉植物のある暮らしを始めよう

「子供と育てる多肉植物 簡単」というテーマで、多肉植物の魅力から具体的な育て方までを見てきました。水やりを忘れても案外平気だったり、葉っぱから新しい芽が出てきたりと、多肉植物は子供たちの好奇心を刺激する要素がたくさんあります。親子で一緒に土を触り、植物の変化を観察する時間は、きっとかけがえのない思い出になるでしょう。完璧を目指す必要はありません。まずは一鉢、お気に入りの多肉植物を見つけて、気軽に始めてみてください。緑が一つ増えるだけで、毎日の景色が少しだけ変わるはずです。