多肉植物100均|ダイソー・セリアで買える種類と育て方のコツ
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多肉植物100均|ダイソー・セリアで買える種類と育て方のコツ

10/7/2025, 11:27:09 AM

100均の多肉植物を上手に育てる方法を解説。ダイソーやセリアで買えるおすすめ品種、水やりや植え替えの基本、失敗しない管理のポイントを初心者向けに紹介します。

Table of Contents

100均の多肉植物はダイソーやセリアなどで季節ごとに品種が変わり入手できる 人気品種はエケベリアやハウォルチアでセダムが最も育てやすい 選び方は葉のハリや虫の有無を確認し徒長していないものを選ぶ 土は排水性の良いものを鉢は排水穴があるものが必須 水やりは土が乾いてから与え季節によって頻度を調整する 植え替えや葉挿しで増やせ日常的な観察で長く楽しめる

Question

Answer

100均でおすすめの多肉植物の品種は?

セダムやハウォルチアが育てやすく初心者向きです。

水やりの頻度はどのくらい?

土が完全に乾いたら与え夏は月2-3回冬はほとんど与えない。

植え替えのタイミングは?

購入後すぐか鉢が窮屈になった時が適しています。

増やし方はどうする?

葉挿しや挿し木で簡単に増やせます。

100均で買える多肉植物の人気品種と選び方

100均では主にダイソー、セリア、キャンドゥで多肉植物が販売されています。季節によって入荷する品種が変わるので、定期的にチェックするのがおすすめです。

100均でよく見かける人気品種

品種名

特徴

育てやすさ

エケベリア

バラのような形が人気

★★★☆☆

ハウォルチア

窓のある葉が特徴

★★★★☆

セダム

丈夫で増やしやすい

★★★★★

クラッスラ

金のなる木などが有名

★★★★☆

失敗しない選び方のポイント

  • 葉がふっくらしてハリがあるものを選ぶ
  • 根元や葉の裏に虫がいないか確認する
  • 変色や傷んでいる部分がないかチェック
  • 徒長(ひょろ長く伸びている)していないもの
  • 土がカビていないか確認

100均の多肉植物は小さめのサイズが多いので、初心者向けの育て方を参考にしながらゆっくり育てると良いでしょう。特にセダムやハウォルチアは比較的育てやすいのでおすすめです。

100均の多肉植物に必要な土と鉢の選び方

100均で買った多肉植物を長く育てるには、適切な土と鉢選びが重要です。特に排水性の良い環境づくりがポイントになります。

おすすめの土の種類

土の種類

特徴

使い方

サボテン・多肉植物の土

排水性が良くすぐ使える

そのまま使用可能

赤玉土(小粒)

通気性と保水性のバランス良好

基本用土として使用

鹿沼土

酸性で通気性が高い

基本用土として使用

川砂

排水性を高めるのに効果的

配合用土として追加

鉢選びのポイント

  • 必ず排水穴があるものを選ぶ
  • プラスチック鉢は軽くて扱いやすい
  • 素焼き鉢は通気性が良く根腐れ防止に効果的
  • サイズは株よりも少し大きめが理想的
  • 100均の陶器鉢は排水穴がない場合が多いので注意

自分で土を配合する場合

100均の土だけでは排水性が足りない場合は、多肉植物用の土配合レシピを参考にすると良いでしょう。基本の配合比率は以下の通りです。

  • 赤玉土(小粒):50%
  • 鹿沼土:30%
  • 川砂:20%

鉢底には軽石やネットを敷くと、さらに排水性が向上します。100均でもこれらの資材は揃うので、ぜひ活用してみてください。

100均多肉植物の基本的な育て方と水やりのコツ

100均の多肉植物を元気に育てるには、水やりと環境管理が最も重要です。特に過湿に弱いので、水の与え方に注意が必要です。

水やりの基本ルール

季節

水やりの頻度

与える量

注意点

春・秋

土が完全に乾いてから

鉢底から流れ出るまで

成長期なのでたっぷりと

控えめ(月2-3回)

少しだけ与える

蒸れ防止のため涼しい時間帯に

ほとんど与えない

土の表面が湿る程度

休眠期なので水やりは最小限

置き場所と日当たり

  • 日当たりの良い窓辺が最適(1日4-6時間の日光)
  • 真夏の直射日光は葉焼けの原因になるので避ける
  • 風通しの良い場所を選ぶ
  • エアコンの風が直接当たらないようにする
  • 室内でも日当たりの調整が重要

水やりの具体的な方法

「土が完全に乾いたらたっぷり与える」が基本です。指で土を触って確認し、湿り気がなければ水やりを行います。受け皿に水が溜まったら必ず捨てましょう。

  • 水やりの時間帯:午前中がおすすめ
  • 与え方:葉にかけずに土に直接注ぐ
  • 水の温度:常温の水を使用
  • 葉水:夏場の乾燥防止に霧吹きで葉に水分を

100均の多肉植物は小さい鉢が多いので、土の乾燥が早い傾向があります。しかし、過湿による根腐れが一番の失敗原因なので、水やりのタイミングには十分注意してください。

100均多肉植物の植え替えと増やし方

100均の多肉植物は小さなポットで売られていることが多いので、購入後の植え替えが重要です。また、増やして楽しむこともできます。

植え替えのタイミングと手順

タイミング

方法

必要な道具

購入後すぐ

根をほぐして新しい土に植える

新しい鉢、土、スコップ

成長して鉢が窮屈に

一回り大きい鉢に移す

大きめの鉢、土、ハサミ

根腐れした場合

腐った根を切り新しい土に

清潔なハサミ、新しい土

植え替えのステップバイステップ

  • 株を優しくポットから取り出す
  • 古い土を軽く落とし根をほぐす
  • 傷んだ根や黒ずんだ部分をカット
  • 新しい鉢に土を1/3ほど入れる
  • 株を中心に置き周りに土を追加
  • 軽く押さえて固定し水やりは数日後

増やし方の種類とコツ

100均の多肉植物は葉挿しや挿し木で簡単に増やせます。主な方法は以下の3つです。

  • 葉挿し:健康な葉を付け根から取り土の上に置く
  • 挿し木:茎をカットして数日乾燥させてから植える
  • 株分け:子株ができたら分けて植え替える

増やすときの注意点

  • 葉挿しは春や秋の成長期が最適
  • カットした部分は数日乾燥させてから土に
  • 発根するまで水やりは控えめに
  • 直射日光を避け明るい日陰で管理
  • 100均の小さい鉢を増殖用に活用できる

植え替えや増殖後は、しばらく水やりを控えて新しい環境に慣らすことが成功のコツです。根が張るまで優しく見守りましょう。

100均多肉植物を長く楽しむための注意点

100均の多肉植物を長期間健康に保つには、日常的な観察と適切な対応が欠かせません。特に環境変化に敏感なので注意が必要です。

日常的なチェックポイント

チェック項目

正常な状態

異常時のサイン

葉の状態

ふっくらとしてハリがある

しわしわ、変色、落葉

根の状態

白くてしっかりしている

黒ずみ、腐敗、悪臭

成長の様子

バランスよく成長

徒長、変形、成長停止

よくあるトラブルと対処法

  • 根腐れ:水の与えすぎが原因 → 水やりを中止し植え替え
  • 徒長:日光不足が原因 → 明るい場所に移動
  • 葉焼け:直射日光が強すぎ → 半日陰に移動
  • 害虫発生:カイガラムシやアブラムシ → 早期発見で駆除

季節ごとの管理のコツ

100均の多肉植物は比較的デリケートなので、季節に応じた管理が重要です。

  • 春:成長期なので水と肥料を適度に
  • 夏:蒸れ防止のため風通し良く管理
  • 秋:冬に備えて体力をつける時期
  • 冬:水やり最小限で寒さから保護

長く楽しむための追加ポイント

  • 定期的な植え替え(1-2年に1回)
  • 肥料は成長期に少量ずつ与える
  • 鉢の掃除と古い土の入れ替え
  • 傷んだ葉や花茎は適宜カット
  • 同じ環境で育て続けることが大事

100均の多肉植物でも、適切なケアで何年も楽しめます。少しの変化も見逃さず、早めに対処することが長生きの秘訣です。