100均で買える多肉植物の種類とおすすめ品種
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100均で買える多肉植物の種類とおすすめ品種

7/26/2025, 6:06:01 PM

100均で買える多肉植物の種類と選び方を紹介。ダイソー・セリアの人気品種やレア多肉、季節ごとの出回りタイミング、育て方も解説。

Table of Contents

100均の多肉植物は初心者でも手軽に楽しめる人気の植物で、エケベリア、ハオルチア、セダムなど代表種が多数揃います。種類によって日当たりや水やりの好みが違うので、置き場所に注意が必要です。春から初夏にかけて品揃えが豊富になり、レアな品種も100円で見つかることがあります。購入時は葉のハリや色つや、土の状態を見て元気な個体を選び、すぐに多肉用の土に植え替えると長持ちします。水やりは土が完全に乾いてからたっぷりと与え、夏と冬は休眠期のため控えめにしましょう。季節ごとに店頭のラインナップが変わるため、定期的にチェックしてお気に入りの多肉を探しましょう。

質問

答え

100均の多肉植物はどのくらいの種類がありますか?

店舗や時期によりますが、エケベリア、ハオルチア、セダムなど20種類以上が見つかります。

ダイソーとセリア、どちらの多肉植物がおすすめですか?

どちらも品揃えは似ており、大型店舗ほど種類が豊富なので、近くの店で探すのがおすすめです。

100均でレアな多肉植物は本当に買えますか?

はい、ブラックストーンやコパタスなど、通常高価なレア種が100円で見つかることがあります。

購入後すぐに植え替える必要がありますか?

はい、元の小さな鉢と少ない土では長持ちしないので、早めに適切な鉢と土に植え替えましょう。

100均の多肉は夏でも育てられますか?

暑さに強いサボテンやクラッスラなら大丈夫ですが、水やりは控えめにして風通しの良さを確保してください。

100均で人気の多肉植物の種類と特徴

100均ショップでは初心者にも育てやすい人気の多肉植物が多数販売されています。

代表的な種類としてエケベリア、ハオルチア、セダムがよく見つかります。

これらの多肉植物は耐暑性や耐寒性に差があるため、置く場所に注意しましょう。

エケベリア(Echeveria)

葉がロゼット状に広がる形が特徴で、見た目がかわいいと人気です。

日当たりが良く、風通しのいい場所を好みます。

紅葉すると赤やピンクに発色し、より美しくなります。

冬は乾燥に弱いので水やりは控えめにしましょう。

ハオルチア(Haworthia)

小さな斑点や透明感のある窓がある葉が特徴で、インテリアにぴったりです。

直射日光が苦手なので、明るい日陰で育ててください。

成長はゆっくりですが、株分けで増やすことができます。

ハオルチアの詳しい育て方は別ページで紹介しています。

セダム(Sedum)

地面を這うタイプや立ち上がるタイプなど、種類が豊富です。

丈夫で育てやすく、寄せ植えにもよく使われます。

花が咲くものもあり、秋には黄色や白の小さな花が楽しめます。

冬でも屋外で越冬できるものが多いです。

その他のよく見かける多肉植物

  • クラッスラ(例:プラントグラス)― 葉が丸く、増やしやすい
  • グリーンネックレス ― 葉がドロップ型で、ハンギングに最適
  • リトープス ― 「生きている石」とも呼ばれ、珍しさで人気
  • パキフィツム ― 葉がぷっくりしてかわいい

サボテンも多肉植物の仲間で、100均でよく販売されています。

サボテンの初心者向け育て方も参考にしてください。

100均で買える多肉植物の特徴まとめ

種類

特徴

置き場所

エケベリア

ロゼット形、発色がきれい

日なた

ハオルチア

斑点や透明部分がある

明るい日陰

セダム

種類が多く、丈夫

日なた~半日陰

クラッスラ

葉が固め、増やしやすい

日なた

どの種類も購入後は新しい土に植え替えると長持ちします。

詳しい植え替え方法は多肉植物の寄せ植え方法のページも参考にしてください。

ダイソー・セリアで見つかるレアな多肉植物

100均の多肉植物は普通の品種だけじゃありません。

運が良ければレアな多肉植物が100円で手に入ることも珍しくありません。

店舗や入荷時期によって在庫が大きく変わるため、探し歩く楽しみもあります。

実際に100均で見つかったレア種

  • エケベリア ‘ブラックストーン’ ― 深紅から黒みがかった葉色が特徴
  • ハオルチア ‘コパタス’ ― 小さなツブツブが美しく並ぶ人気種
  • グラプトペタルム ‘メタルレッド’ ― 銀葉に赤い縁取りが入る
  • セネシオ ‘ブルーフロスト’ ― 白みがかった青葉で人気

こうした品種は通常数百円以上で販売されていることが多く、100円で買えるのはかなりお得です。

レア多肉が見つかるタイミングとコツ

春から初夏(3月~6月)は店頭に多肉植物が多く並びます。

特に4月頃は新生活シーズンで、店側も多めに仕入れる傾向があります。

大型店舗や園芸コーナーが充実しているダイソー・セリアに行くと、品揃えが豊富です。

週の後半や新入荷直後に行くと、掘り出し物がある可能性が高まります。

見分け方のポイント

ラベルがないことが多いため、見た目で判断する必要があります。

色が濃い、形が珍しい、ツブツブや毛があるなど、個性的な特徴に注目しましょう。

同じように見えるエケベリアでも、葉の厚みやカール具合で品種が違うことがあります。

見慣れないものは写真を撮って後で調べるのもおすすめです。

レア多肉のその後

100均のレア種も、きちんと管理すれば普通に育ちます。

すぐに大きくならないこともありますが、根がしっかりしていれば問題ありません。

株が安定したら交配したり、株分けして増やすこともできます。

まれに奇形や突然変異の個体が混ざっていることもあり、コレクター心をくすぐります。

100均の多肉植物を選ぶときのポイント

100均の多肉植物は安いからこそ、選ぶときに状態をしっかりチェックする必要があります。

良い状態のものを選べば、長く楽しめるし、増やしやすくなります。

元気な多肉の見分け方

  • 葉がしっかりしていて、ぷっくりとふっくらしている
  • 色が鮮やかで、白くカビっぽいものや黒ずみがない
  • 下葉が少しずつ枯れていても自然な範囲内なら問題なし
  • 茎や土の表面に白いワタのような虫(コナカイガラムシ)がいない

特に葉にハリがあるかは、水分管理がうまくいっているかのサインです。

避けるべきNGな多肉

以下のような個体は購入を避けた方が無難です。

問題点

理由

葉がしわしわ

根が腐ってたり、枯れかけてる可能性

茎がぐにゃりと曲がってる

徒長して弱っている、または水が多すぎたサイン

土がカビ臭い、ぬめっている

過湿で根腐れしているおそれ大

虫がいる(特に白いワタ状)

他の植物にうつる危険あり

同じ種類でも複数鉢を比較する

棚に並んだ同じような多肉の中から、一番状態の良いものを選ぶのがコツです。

全体のバランスや葉の密度、色づき具合を比べてみてください。

特にエケベリアやハオルチアは、中心の葉が詰まっているものを選びましょう。

ラベルがない場合は種類を後で調べる

100均の多肉はラベルがないことがほとんどです。

スマホで写真を撮っておき、後で多肉植物 かわいい 種類などで検索して調べてみましょう。

名前がわかれば、正しい育て方がわかるようになります。

寄せ植えを選ぶ場合の注意点

複数の多肉が植わっている寄せ植えは見た目がいいですが、注意が必要です。

  • 水やり頻度が違う種類が混ざっていると、長持ちしにくい
  • 弱った個体が他の多肉に悪影響を与えることも
  • 気に入った株だけを抜いて、自分で作り直すのもあり

寄せ植えの場合は、全体のバランスと個々の状態をよく見て選びましょう。

購入後の植え替えと基本的な育て方

100均の多肉植物は購入後すぐに植え替えるのがおすすめです。

元の鉢は小さく、土も少ないので長く育てるには不向きです。

植え替えの手順

  • 新しい鉢と多肉用の培養土を用意する
  • 古い鉢からそっと多肉を取り出す
  • 根についている古い土を軽くほぐす
  • 鉢底石を敷き、その上に新しい土を入れる
  • 多肉を中央に置き、周りに土をしっかり入れる
  • 数日は水をやらず、風通しのいい日陰に置く

植え替え後にすぐに水をやると根腐れしやすくなるので注意。

詳しい手順は多肉植物の寄せ植え方法でも紹介しています。

適した鉢と土

鉢は素焼きのものを使うと通気性がよく、多肉が育てやすくなります。

素焼き鉢は100均でも買えます。

土は市販の多肉植物専用のものを使いましょう。

赤玉土だけでも育てられますが、水はけが良すぎると肥料が足りなくなるので注意。

赤玉土だけの育て方についても参考にしてください。

水やりの頻度

多肉植物は乾燥に強いので、水は少なめが基本です。

土が完全に乾いてから、たっぷりと鉢底から出るまでやるのがコツ。

  • 春と秋:2週間に1回程度
  • 夏:高温期は休眠する種類も多く、控えめに(3〜4週間に1回)
  • 冬:気温が下がると水を吸わなくなるので、月1回程度が目安

特に夏の水やりは注意が必要。夏の水やり初心者向けの注意点もチェックしましょう。

置き場所と日光

ほとんどの多肉は日当たりのいい場所を好みます。

ベランダや窓辺で、1日数時間は直射日光に当てましょう。

ただし、真夏の強い日差しは葉焼けの原因になるので、午後は半日陰にするなど調整が必要です。

室内で育てる場合は、西向きや南向きの明るい窓辺が最適。

元気がないときの対処法

葉がしおれてきた、色が悪くなったときは原因をチェック。

考えられる原因と対処法は次の通り。

症状

考えられる原因

対処法

葉がしわしわ

水が足りない or 根が腐ってる

土の状態を見て判断。水やり調整 or 植え替え

下葉が次々と枯れる

水が多すぎる

水やりをやめ、乾かす

茎が長く伸びる(徒長)

日光不足

明るい場所に移動。必要なら切り戻し

白いワタがついている

コナカイガラムシ

綿棒でアルコール除菌、隔離

元気がないときは初心者向けの対処法も参考にしてください。

季節ごとの100均多肉の出回りタイミング

100均の多肉植物は季節によって店頭に出る種類が大きく変わります。

狙っている品種があるなら、出回り時期を知っておくと見つけやすくなります。

春(3月~6月)

一年で最も多肉植物の種類が多くなる時期です。

新生活シーズンに合わせて、店側も品揃えを増やします。

エケベリアやセダムなど、春の寄せ植えに人気の種類が豊富。

赤く紅葉した個体や、花が咲き始めたものも見つかりやすい。

レア種が出る確率も高いので、この時期にチェックする価値あり。

夏(7月~8月)

高温期のため、取り扱いを控える店もあります。

サボテンやクラッスラなど、暑さに強い種類が中心。

エアプランツや観葉植物と一緒に並んでいることも。

水やり管理が難しいため、初心者は購入を控えた方が無難な場合も。

ただし、夏型の多肉はこの時期が成長期なので、状態のいい個体が並びます。

秋(9月~11月)

気温が下がり始めると、また多肉の並ぶ量が増えます。

秋のガーデニング需要で、寄せ植え用の小型多肉が充実。

セダムの仲間で秋に黄色い花を咲かせる種類も入荷。

黄色い花が咲く多肉はこの時期にチェック。

冬越しができる耐寒性のある品種もこの時期に選びやすい。

冬(12月~2月)

寒さに弱い多肉は店頭から姿を消すことが多いです。

ハオルチアやセネシオなど、比較的耐寒性のある種類が中心。

室内用として、窓辺で育てやすい小型品種が並ぶ。

プレゼント用のリースやウッドボックスに入った多肉も登場。

多肉のリースはこの時期の限定アイテム。

季節別の出回りタイミングまとめ

季節

特徴

よく見かける種類

品揃え最盛期、レア種も

エケベリア、パキベリア、リトープス

品数減、暑さに強い種類

サボテン、クラッスラ、セダム

再び増加、花もの登場

セダム、グラプトペタルム、ハオルチア

品数少、耐寒性種中心

ハオルチア、セネシオ、小型エケベリア

季節によって店頭の様子が違うので、何回か足を運んでみるのがおすすめ。

100均の多肉植物を上手に楽しむために

100均の多肉植物は価格が安く手軽に始められるので初心者におすすめです。

エケベリアやハオルチア、セダムなど人気の種類が豊富に揃います。

見た目がかわいくても状態が悪い個体は長持ちしないので注意して選びましょう。

葉にハリがあり色つやのいいもの、土が清潔なものを選ぶのがポイントです。

購入後はすぐに多肉用の土に植え替えると育てやすくなります。

素焼き鉢を使うと通気性が良くて根腐れしにくくなります。

水やりは土が完全に乾いてから、鉢底から出るまでたっぷりと与えます。

春と秋は生育期なので2週間に1回程度、夏と冬は休眠期なので控えめにしましょう。

日当たりのいい場所を好みますが真夏の直射日光は葉焼けの原因になるので注意が必要です。

レアな品種も春や秋の時期に100円で見つかることがあります。

運良く珍しい多肉が手に入ったら株分けや交配で増やす楽しみも広がります。

季節ごとに店頭に出る種類が変わるので、定期的にチェックするとお気に入りが見つかりやすいです。

正しい選び方と育て方を知っていれば、100均の多肉でも長く健康に育てられます。

手軽に始められて、育てるほどに奥深さを感じられるのが100均多肉の魅力です。