多肉植物ラブリーローズの魅力と育て方|初心者におすすめのかわいい品種
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多肉植物ラブリーローズの魅力と育て方|初心者におすすめのかわいい品種

7/24/2025, 8:40:01 PM

多肉植物ラブリーローズの育て方・増やし方・冬越しのコツを解説。初心者でも簡単!葉挿しでどんどん増える人気の多肉です。

Table of Contents

多肉植物 ラブリーローズはエケベリアとセダムの交配で生まれた人気のグラプトベリア属で、薔薇のように重なる葉の美しさが魅力です。初心者でも育てやすく、日光がよく当たる場所で土が乾いてから水をやれば健康に成長します。水はけの良い土を使い、春と秋の生育期に植え替えや葉挿しで増やせます。夏は遮光と風通し、冬は5℃以上で管理し過湿を避けましょう。茎が伸びても切り戻してリメイクでき、寄せ植えやプレゼントにも最適です。

質問

答え

ラブリーローズは室内でも育てられますか?

はい、南向きの明るい窓辺なら室内でも育てられます。

水やりの頻度はどれくらいが良いですか?

土が完全に乾いてから、鉢底から水が出るまであげてください。

葉が落ちましたが、植えたら育ちますか?

はい、健康な葉なら葉挿しで新しい苗にできます。

茎が伸びてきました、どうすればいいですか?

カットして切り戻しをすれば、すっきりして新しい芽が出ます。

冬はどうやって管理すればいいですか?

5℃以上で風通しの良い場所で、水やりをほとんどやらないでください。

ラブリーローズとは?エケベリア系のかわいい多肉植物

多肉植物 ラブリーローズは、エケベリアとセダムの交配によって生まれたグラプトベリア属の品種です。

その名の通り、まるで本物の薔薇のように葉が重なって咲く姿が特徴で、見た目のかわいさから人気が高いです。

韓国産の苗として定番化しており、多肉初心者でも手に入れやすい品種です。

主な特徴

  • 分類: ベンケイソウ科 グラプトベリア属
  • 学名: xGraptoveria 'Lovely Rose'
  • タイプ: 春秋型(生育期は春と秋)
  • サイズ: 成長すると直径10〜15cmほどまで大きくなる

見た目のポイント

葉は肉厚で丸みがあり、中心から外に向かって螺旋状に広がります。

日光がよく当たると葉のふちがピンクや赤みを帯び、より華やかな色合いになります。

状態が良いと茎を伸ばして横に広がりながら、小さな子株をどんどん出して増えていきます。

寄せ植えや吊り鉢にも向いており、多肉植物の寄せ植えの主役としても人気です。

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ラブリーローズと似た見た目の品種には以下のようなものがあります。

品種名

特徴

ロッティ

葉の色が黄緑〜オレンジがかって、よりコンパクト

ヌビゲナム

葉が細長く、赤い縁取りが鮮やか

銘月

葉が短く、赤橙色に発色しやすい

育て方の基本|日光・水やり・土の選び方

多肉植物 ラブリーローズを元気に育てるには、日光・水・土のバランスが大事です。

基本を守れば、もらい物の1鉢も数年でボリュームのある株に成長します。

日照|明るい日なたを好む

ラブリーローズは1日数時間以上の直射日光を必要とします。

日光が足りないと茎が伸びて間延びした見た目になります。

特に春と秋は外の日なたに置いて、風通しも確保しましょう。

夏の直射日光は強すぎるため、午後は少し遮光するといいです。

室内でも育てられますが、南向きの窓辺など明るい場所が必須です。室内での多肉植物の育て方も参考にしてください。

水やり|乾かしてからたっぷり

土が完全に乾いてから、鉢底から水が出るまでたっぷりあげます。

冬は生育が鈍くなるので、水やりの間隔を長めにします。

夏も高温期は休眠気味になるため、土の表面が乾いてから2〜3日空けて水をあげましょう。

葉に水がかからないように根元に注ぐのがコツです。

用土|水はけが命

市販の多肉植物用の土でも十分ですが、自分でブレンドするのもおすすめです。

以下の配合が初心者にも扱いやすいです。

  • 多肉植物用培養土 5
  • 赤玉土(小粒)3
  • 鹿沼土またはパーライト 2

市販の土を選ぶならおすすめの市販土を参考にしてください。

100均の土を使う場合は、追加で赤玉土などを混ぜて水はけを高めましょう。ダイソーの土の使い方もチェック。

植え替えタイミング

根が鉢から出ている、水が浸透しにくくなった、子株が増えたときが植え替え時です。

時期は春か秋の生育期に行うのがベスト。多肉の植え替え方法を参考に。

増やし方は葉挿しが簡単|初心者でも成功率が高い

多肉植物 ラブリーローズは葉挿しがとても簡単で、成功率も高いです。

古い葉や余分な脇芽を使って増やせるので、1株あればどんどん株数を増やせます。

葉挿しの手順

  • 健康な葉を下からそっと横にスライドさせるように外す
  • 外れた葉を明るく風通しの良い場所で2〜3日乾かす
  • 乾いた葉を多肉用の土の上に置く(土に刺さない)
  • 数日おきに霧吹きで軽く湿らせる
  • 2〜4週間で根や芽が出始めます

発根したら土に軽く乗せて管理し、小さな苗が大きくなるまでそっと水やりを続けます。

コツと注意点

  • 葉はしっかり外れたものを使う(ちぎれた葉は失敗しやすい)
  • 直射日光は避けて、明るい日陰で管理
  • 土は乾かし気味に。過湿はカビの原因に
  • 心を鬼にして葉を取ることで、親株もすっきりして増える

ラブリーローズは葉挿しから1ヶ月ほどでしっかりした苗になることもあり、脇芽を取り分けるより効率的に増やせます。

他の増やし方

葉挿し以外にも次の方法があります。

方法

やり方

茎挿し

伸びた茎をカットし、乾かしてから土に挿す

株分け

子株が数本ついたら、まとめて切り分けて植える

脇芽

脇から出た芽を取って別に植える

どれも基本は「カット後は乾かす」「土は乾かし気味」が共通のポイントです。

増やした苗は寄せ植えにしたり、友達にプレゼントするのも楽しいです。

冬越しと夏越しの注意点|過湿と高温に注意

多肉植物 ラブリーローズは春と秋が元気に育つ時期です。

夏と冬は生育が鈍くなるため、水やりや置き場所の管理が重要になります。

夏越しのコツ|高温と蒸れを避ける

高温期は休眠気味になるため、水をあまり吸わなくなります。

水やりは土が完全に乾いてから数日空けて、朝か夕方の涼しい時間に少量ずつ。

直射日光が強すぎると葉焼けや蒸れの原因になるので、午後は50%程度の遮光をおすすめします。

風通しが悪いとダニやカビが出やすくなるので、ベランダや屋外ではすのこにのせるなどして通気を確保。

ジメジメする時期は病害虫対策も忘れずに。

冬越しのコツ|寒さと過湿に注意

ラブリーローズの耐寒温度は約5℃まで。

それ以下になる地域では、霜が降りる前に室内へ取り込みます。

冬はほとんど成長しないため、水やりは1〜2ヶ月に1回程度の少量で十分です。

土が乾いていても、寒い時期は根が水を吸わないので、無理にやらないように。

室内でもなるべく明るい窓辺に置き、日光をしっかり当てましょう。

季節ごとの管理まとめ

季節

温度

水やり

置き場所

春(3〜5月)

10〜25℃

土が乾いたらたっぷり

屋外の日なた

夏(6〜8月)

25℃以上

控えめ・朝夕

風通しの良い明るい日陰

秋(9〜11月)

10〜25℃

土が乾いたらたっぷり

屋外の日なた

冬(12〜2月)

5℃以上

ほとんどやらない

室内の明るい窓辺

季節に合わせた管理で、ラブリーローズを長く健康に育てられます。

特に冬の過湿は根腐れの原因になるので注意が必要です。

茎が伸びたら?リメイクや植え替えで美しく保つ方法

多肉植物 ラブリーローズは時間とともに下の葉が落ち、茎が伸びてきます。

これは自然な成長なので問題ありませんが、見た目が間延びするので定期的な手入れがおすすめです。

茎が伸びる主な原因

  • 日光が足りない(徒長)
  • 長期間植え替えをしていない
  • 自然な成長によるもの

特に冬や梅雨時期に光が弱いと、茎がぐんと伸びやすくなります。

リメイクの方法|切り戻してすっきり再生

伸びた茎は「切り戻し」でリフレッシュできます。

やり方は簡単です。

  • 伸びた株を剪定ハサミで希望の高さでカット
  • 切り口を2〜3日乾かす
  • 土に挿して発根を待つ(茎挿し)

切り戻した下の部分は、数週間で脇芽が出てくるので、新しい株として育てられます。

カットした上の部分も、同じように土に挿して新しい苗にできます。

切り戻しのコツは、切り口を清潔にして乾かすこと。

植え替えでリフレッシュ

茎が伸びてバランスが悪い場合は、植え替え時に土を下までかぶせて埋め戻す方法もあります。

ただし、茎にカビや傷がある場合は埋めずに、切り戻ししたほうが安全です。

新しい土に植えるときは、根をほぐして古い土を落とし、水はけの良い土を使いましょう。

吊り鉢や寄せ植えで活用

伸びたラブリーローズは、吊り鉢にすると自然な垂れ下がりがとてもきれいです。

他のネックレス系の多肉と一緒に寄せ植えにすれば、立体的なデザインが楽しめます。

茎の長さが違う株を組み合わせると、奥行きが出ます。

処理後の管理

処理後

管理方法

茎挿し中

明るい日陰で乾かし、土は軽く湿らせる

脇芽待ち

日光をしっかり当てて、水は控えめ

植え替え直後

1週間は水をやらず、根を休ませる

伸びた茎も無駄にせず、新しい株作りやリメイクに活かせます。

ラブリーローズの育て方まとめ|かわいい多肉を長く楽しむコツ

多肉植物 ラブリーローズは初心者でも育てやすく、見た目もかわいいと人気の品種です

春と秋にしっかり日光を当てて、土が乾いてから水をやれば健康的に成長します

水はけの良い土を使い、鉢がいっぱいになったら定期的に植え替えましょう

葉挿しがとても簡単で、脇芽や茎挿しでも増やせるので株をどんどん広げられます

夏は高温と蒸れを避け、冬は5℃以下にならないように室内へ取り込みましょう

茎が伸びてきても切り戻せばリフレッシュでき、新しい苗としても楽しめる

季節に合わせた管理で、長く美しい姿を保てる多肉植物です

1株から複数に増やせて、寄せ植えやプレゼントにもぴったりです

基本を守れば何年も楽しめるので、多肉ライフの主役にぜひおすすめです